
きものは難しい?
たしかに着付けは慣れるまでなかなか面倒だし、たたみ方やお手入れや、保管の仕方など
わからないことも多いかもしれません。
だけど、着てみるとむしろ、その面倒くささが愛おしい。
本格的にきものを着始めてまだ三年くらいの私が、きものの良さのほんの一端を、語ってみようと思います。
目次
きもので街を歩くと、こんないいことが!
きものは町に華やぎを生む
11月15日はきものの日!
きものの楽しさ、美しさをみんなに伝えるため、
この日はきもの姿で町を歩きましょう・・・
全日本着物振興会の呼びかけで、
日本中のきものファンが、思い思いの着物姿で街を散策。
金沢の街中にも、和服姿の若い女性や
カップルさんたちがちらほら。
やっぱりこの町はきものがよく似合います。
そして、みんな楽しそう。
そう、きものって着るだけで気持ちをアゲてくれるのです。
きものは言葉の壁を越えたコミュニケーションツール
きものの楽しみのひとつに、
いろんな人から声をかけられる
ということがあります。
洋服だと考えられないことだけど
これが意外に嬉しかったりします。
道を歩いていると普通に海外からの観光客に
「写真を撮らせて」と声をかけられることがあります。
その場限りの軽いコミュニケーションも、
遠くから来たお客様にとっては
旅を彩る思い出の一コマとして
長く心に残るかもしれません。
時間と心に余裕があるなら、
ぜひニッコリ笑って
「Why don’t you take a picture weth us?」
とかなんとか、
適当に「一緒に撮ろうよ」 的なフレーズを
使ってみてください。
きものはそれだけで「おもてなし」
ひがし茶屋街メインストリートの
「見返り柳」と「金沢しつらえ」の
紅殻格子の前で写真を撮りあっていたら、
外国人の団体さんが人だかりを作って、
次々とシャッターを向けてきました。
聞けばスペインはマドリードからのお客様たち。
お互い片言の英語でも、何となく通じれば
それは立派な国際交流。
「レアルマドリードは強いね」
「うちの近所にフラメンコを習いに来てる
日本人がいるよ」
そんな程度の会話だけど、着物姿の日本人と
言葉を交わしたひとときは、団体旅行の老夫婦にとっては、
ちょっとした旅のハプニングとして
思い出の中に残ることでしょう。
和服ってそのくらいの力があるのですよ。
きものを着て、雑誌の表紙を飾ってみない?
あ、ちなみに今日アップしている写真は、
「11月15日 きものの日」の
PR用に作成された
スマートフォン用アプリ
「きものブック表紙アプリ」で加工したものです。
このアプリを使うとあら不思議!
普通のあなたが、たちまちきもの雑誌のモデルさん。
作り始めるとはまってしまうらしいので、
時間のあるときにぜひ。
“金沢和活部”、これからちょっとずつ私がこの2年間で学んできた
きもののあれこれも書いていきたいと思います。
奥深いきものの世界でまだまだ初心者レベルでウロウロしている私ですが、
だからこそきっと共有できることもあるんじゃないかと。
「きもの、着たいんだけどなかなかハードル高くて」
という女子の皆さん(男子もオッケー)。
私も3年前までそんな感じでした。
実践で学ぶうちに、なんとなく身についたこと、
できる限りお伝えしていきます。
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