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子宮移植という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
これは、最近行われるようになった不妊治療の一種です。
今回は、その内容について、紹介します。
目次
子宮移植は誰のため?
昨年日本で不妊治療を実施した人は、
40万人いると言われています。
不妊治療は、子宮があることが
前提でこれまで実施されてきました。
そのため、ロキタンスキー症候群という、
生まれつき子宮がない女性や、
子宮頸がんで子宮を取り除かなければ
ならなかった女性には、
自分の子供を自分のお腹で
妊娠させるための治療はありませんでした。
子宮移植はどういうもの?
最近行われるようになった子宮移植は、
①子宮がない女性のために、
母や子供を産み終えた姉など
子宮ドナーの子宮移植をする。
②外で授精させた受精卵を戻し、
妊娠を試みる。
世界における子宮移植の実施件数は?
子宮移植は、スウェーデン、中国、インド、トルコなど、
数か国で実施されています。
これまでに、9人の赤ちゃんが
子宮移植で生まれました。
世界で初めて子宮移植で子供が生まれたのは、
今から約3年前の2015年、
スウェーデンでの話です。
不妊治療に優しいスウェーデン
不妊治療に関して、
日本とスウェーデンの違いは何か?
一番大きいのは、
スウェーデンでは、不妊治療は
無料だということです。
日本では、助成金があるというものの、
年齢制限があったり、
回数制限があったりします。
不妊治療は、決して安い物ではありません。
スウェーデンでは、8割の女性が
働いています。
働くことにより、婚期が遅れます。
婚期が遅れるということは、若いときに比べ
妊娠する確率が下がるということです。
スウェーデンでは、日本と同じく
代理出産が禁止されているため、
高齢の人達は、不妊治療を行うそうです。
日本でも子宮移植の研究が始まる
現在、慶応義塾大学を中心に
子宮移植の研究が実施されているそうです。
現在は、子宮移植による不妊治療に関し、
倫理委員会で協議されている段階です。
これが通れば、臨床研究に
すすむことになります。
そのため、名古屋第2赤十字病院では、
産科医と移植科医がタッグを組み、
子宮移植に関する勉強を
行っているそうです。
子宮移植、不妊治療に関してのまとめ
日本では、不妊治療は保険適用外です。
それは、不妊は病気だと認められていないからです。
そのため、不妊に悩む夫婦は、
治療のために大きなお金を
使わなければなりません。
不妊治療が保険適用になる日が、
少しでも早くきてほしいなと思います。
また現在、子宮移植が倫理委員会で
協議されていますが、
この件に関しても、
なかなか難しい話になると思います。
倫理委員会の方々が、
子宮移植を必要とする人たちの目線に立ち、
子宮を必要とする女性達の思いが
良い方向にすすむように願うばかりです。
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