不妊治療と聞いて、みなさんは何を想像するでしょうか?
- お金がかかる
- 怖い
- 面倒
- 縁のない世界
私も、不妊治療に挑むまでは、治療に関して無知でした。
本来なら隠しておきたい話なのですが、少しでも多くの方に、私の体験談を読んでいただき、不妊治療に関する理解を深めていただきたいと思い、この記事を書かせていただくことにしました。
週に1回のペースでアップできるようにがんばります。
結婚して子供がなかなか授からないなと思っている方や、いつかは子供が欲しいなと思う方には、特に読んでいただきたい内容ですので、是非一度読んでいただければ幸いです。
目次
どのような状況が不妊なのでしょうか?
ウィキペディアでは不妊のことを、以下のように説明されています。
自然な状態で妊娠に至れないか、妊娠を一定期間以上維持することができない状態を指す。
つまり、1年間子供を作ろうと頑張っていてもできなかったり、できても流産してしまう状態のことです。
もし、あなたが現在、子供を作ろうとしている状況で、それが1年以上続いているのであれば、不妊の疑いがあると理解してください。
現代の不妊夫婦は6組に1組
現代の不妊夫婦は6組に1組と言われています。
いろいろな、統計の取り方があるので、10組に1組と言われていることもあるのですが、それにしても、不妊の夫婦って多いと思いませんか?
私達夫婦も、この6組の中に入っていました。
それでは不妊治療には、どのようなものがあるのでしょうか?
女性は年齢とともに妊娠する力が低下する
ある研究では、女性は30歳から徐々に妊娠する力が衰えていき、35歳をすぎるとその力の衰えは顕著になり、40歳を過ぎると急速に衰えていく結果が出ています。
【不妊の頻度】
- 25歳~29歳:(100人に約8.9人)
- 30~34歳:(100人に約14.6人)
- 35~39歳:(100人に約21.9人)
- 40~44歳::(100人に約28.9人)
女性は年齢とともに流産する率が上昇する
女性は35歳を過ぎると、流産率が増加します。
それは、加齢とともに、卵子の質が低下していくのが主な原因のようです。
1分1秒でも早く、子供を作る準備を始めた方が良いですよ!
不妊治療は大きく2つに分類される
1.一般不妊治療
以下のように、比較的簡単にできる治療のことを指します
- タイミング療法
- 排卵誘発剤
- 人工授精
2.特定不妊治療
以下のように、一般不妊治療とは違い、難しい治療のことを指します
- 体外受精
- 顕微授精
それぞれの治療がどのようなもので、費用がどのくらいかかるものなのか、想像もつかないですよね。
治療内容と費用については、私の体験記とあわせて、後ほど説明させていただきたいと思います。
不妊治療について掘り下げていく前に、原因について知ろう
みなさんは、避妊を止めればすぐに赤ちゃんができると思っていないでしょうか?
はずかしい話ですが、私は、そのように思っていました。
そのため、タイミング療法のために通っていた産婦人科の先生に、
「赤ちゃんは、そんな簡単にできるものではないのですよ!」
と、強くお叱りをうけてしまいました。
それでは、不妊の原因として、どのようなものがあるのでしょうか…?
不妊症の原因【女性編】
1.排卵障害による不妊症
月経が不順な人は、排卵に障害がある可能性があるので、不妊症の原因になります。
また、無理なダイエットは、大きな精神的ストレスも排卵障害の原因になりかねないので注意が必要です。
2.子宮障害による不妊症
子宮内膜症や、子宮筋腫の人は、受精卵(卵子と精子が一緒になった卵)が、子宮の中で着床(受精卵が子宮にとどまること)することを妨げる原因になります。
赤ちゃんを考えている女性の方は、早めに治療することを、おすすめします。
3.卵管障害による不妊症
卵管は、精子と卵子が出会う通り道です。
左と右と2本あるのですが、ここが詰まっていると自然に妊娠することはありません。
卵管周囲に癒着があっても、妊娠の妨げになり、よくありません。
私は、初め自然妊娠を望んでいたため、この卵管に詰まりがないか検査をうけました。
この検査については、後で書かせていただきます。
4.頸部(ケイブ)障害による不妊症
精子が子宮にたどり着くための、助けになるのが、おりものです。
頸部(ケイブ)に何かしらの障害があると、おりものの量が減り、精子が子宮にたどり着く妨げになり、不妊症の原因となります。
5.原因不明の不妊症
私も、これに当てはまるのですが、不妊の検査をしても原因がつかめない場合があります。
その中には、生活習慣や環境が原因の場合があります。
- 喫煙
- 飲酒習慣
- 肥満
- 過度なダイエット
- 加齢による、卵子が赤ちゃんをつくる力の低下
女性は加齢による卵子の質の低下により、35歳からどんどん妊娠率が下がってくることを覚えておいてください。
不妊症の原因【男性編】
1.性機能障害による不妊症
性機能障害とは、
- 勃起が起こらず性行為がうまくいかない
- 射精がうまくいかない
ことをいいます。
2.精液障害による不妊症
精液に問題がある場合も、不妊症の原因となります。
- 精子の動きが悪い
- 奇形率が多い
- 精子の数が極端に少ない
不妊治療についてここまでのまとめ
ざっくりと、不妊治療についてまとめると、
- 不妊とは、赤ちゃんが欲しいために、頑張っているが1年以上妊娠しない状況のこと
- 不妊の夫婦は6組に1組の割合で存在する
- 不妊治療には、一般と特定と2種類ある
- 不妊の原因は、女性特有・男性特有・不明といろいろある
妊活サプリメントの代表は葉酸!
なぜ妊活に葉酸なのか?
厚生労働省は、妊娠を計画している女性に、400㎍の葉酸を摂取することを推奨しています。
葉酸は、フカフカで厚い子宮内膜をつくるサポートをするため、卵子と精子が授精した胚(受精卵)が、「着床」することを促すと言われています。
また、血流がよくなるため血液で運ばれる栄養や酸素が着床後の受精卵の成長に関与するとも言われています。
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次回は、私の不妊治療の体験をお話していきたいと思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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