
トイレトレーニングは避けては通れない難関の1つです。
犬を飼って最初の試練となるでしょう。
この難関に立ち向かうには、家に着いたその時からが勝負です。
家に犬を入れる前にトイレの準備をしておきましょう。
トイレトレーニングの基本は【一度も失敗させないこと】です。
「難関」と言いましたが、難しいというより、何より飼い主さんの「根気」が大事です。
きちんと犬を見ていれば必ず出来ますので、あきらめずに挑戦してください。
1か月トイレトレーニングを頑張って、残りの十数年楽に過ごすか、
今の楽を求めて、残りの十数年間、排泄物を片付け続けるかは飼い主さん次第です。
愛犬は困りません。
困るのは飼い主さんです!!!
トイレトレーニングをしてみよう!
愛犬が排泄をする時
犬は排泄をする前に、クルクル回り始めます。
目が回るかも?!と心配になるくらい回ることもあります。
回っている最中に止まったら排泄をします。
部屋で遊んでいる時に犬の動きをきちんと見ていれば気づくはず!
遊んでる最中に突然クルクル回り始めたり、おかしな歩き方になったら、排泄のタイミングだと思ってトイレに連れていきましょう。
人間の子どもと同じように排泄したいと感じると遊びどころではなくなります。
犬は膀胱が大きく、我慢できる子だったら、1日に朝と夜の散歩の時に排泄を済ませる飼い主さんもいますが、膀胱炎になる可能性が高くなるので、気を付けましょう。
排泄を促す合図を送る
トイレに連れて行って「ワンツー、ワンツー・・・」(※1)など、誰が聞いても嫌ではない言葉を合図に排泄をさせましょう。
排泄が終わるまで、【連呼】することが大事です。
最初は、合図を聞いても犬は何のことやら分からないのですが、合図中に排泄ができた時は、大げさに褒めてオヤツをあげ、『合図中に排泄をするといいことが起こる』と思わせるのです。
犬は人間と違って、排泄はいつでも出ます。
ですので、合図をすると排泄をするようにしつけると、外出前に排泄を済ませることができたり、外出先でも排泄をして欲しい時にしてくれるようになります。
(※1)
トイレの合図の言葉は何でもよいでしょう。
「ワンツー、ワンツー・・・」は、ドッグトレーナーがよく使う合図です。
外出時「う〇ち」や「お〇っこ」など連呼するのは恥ずかしいですし、聞こえた方もあまり気持ちのいい言葉ではありませんので、合図の言葉には気を付けましょう。
もし、トイレ以外で排泄をしてしまったら・・・
排泄を一度も失敗させないことが重要なのですが、失敗してしまうこともあります。
そんな時は、怒鳴ったり、叱ったり、叩いたり、くどくど文句を言うなどは、するだけ無駄です。
排泄したことをいけないことだと勘違いすることが多く、排泄する時に隠れてこっそりトイレ以外でするようになります。
そうなると直すのにとても時間と手間がかかります。
失敗してㇺッっとしても、愛犬には何も言わず、目を合わさずササッと片付けましょう。
失敗した場所に再度排泄をしないように、匂いが残らないように犬用の匂い消しできれいに拭きましょう。
愛犬はわざと失敗してやろうとは思いません。
トイレの場所を覚えきれていないのです。
1か月1度も失敗しなかったら、それ以降、老犬でトイレに間に合わなくなるか呆けてしまう以外は、決して失敗しないようになります。
飼い主さんの根気とやる気が左右します。
あきらめずに頑張りましょう!!
排泄は家で済ませましょう
たまに、排泄をお散歩中に外で済ませる飼い主さんもいますが、道路はトイレではありませんし、散歩中のトイレは昔の話です。
もし、外で排泄をさせるのであれば、自分の家の庭など、他人に迷惑のかからない場所を選びましょう。
排泄の合図で、家の中で排泄することを覚えると、病院に入院することになったり、預けたりした時に、犬はスムーズに排泄を済ませることができ、ストレスを減らしてあげることができます。
犬嫌いの人の理由の1つが「糞尿で汚された」です。
犬嫌いの人を作らないためにも、排泄は家で済ませてからお散歩に出ましょう。
ご近所トラブルの1つにもなりかねないので、外での排泄は十分注意しましょう。
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