
いつ何時、被災することになるか分かりません。
自分用の防災袋と一緒に愛犬の防災袋も準備しておきましょう。
被災すると3日は自力で過ごさなければならないと言われております。
犬の防災袋を準備する時も3~5日分は最低準備しておくと安心です。
防災袋に何を入れておけばいいかご紹介します。
目次
フード
5日分
日頃から食べ慣れているフードを5日分ぐらい準備しておきましょう。
慣れない場所で緊張のため、フードを食べてくれないこともあります。
少しでも「いつも通り」が多い方が、犬は安心します。
飲み水
5日分以上
水道水、犬用(または人間の子供用)ミネラルウォーターを5日分以上準備しましょう。
お水は飲み水以外にも色んな用途がありますので、多めに持っているといいでしょう。
飲み水での注意
人間用ミネラルウォーターは、ミネラル分が多すぎて、結石ができてしまう可能性があります。
病気を持っている犬には不向きです。
水道水を毎日交換して準備をしておけば安心して飲めます。
また、子ども用ミネラルウォーターは、ミネラル分が少なめなので、 密封されたものを準備するのであれば、人間の子供用ミネラルウォーター、または犬用ミネラルウォーターを準備しておきましょう。
フード用食器
折り畳み式、日ごろ使ている食器
折り畳み式の簡易食器がコンパクトでオススメですが、日ごろ使っているものでも構いません。
毎日、防災袋の食器と交換しながら使っておけばいいでしょう。
水用食器も必要です。
フード用食器と一緒に準備しておきましょう。
名札
迷子になってしまった時に
名前と連絡先(携帯番号)を書き込んだ名札を、首輪に装着しておきましょう。
日頃から首輪をしておけば嫌がることはありません。
スポッと抜けないようにきちんと首輪を装着しておきましょう。
マイクロチップを入れておくことはとてもいいことです。
しかし、読み取り機がないと分からないので、パッと見て分かるように名札は必ず着けることをオススメします。
法律で決められていること
登録証、鑑札は日ごろから犬に付けておかねければならないという法律があります。
戸外に出る場合は、必ず着用が必要です。
犬の写真
犬の写真は数枚準備しましょう
犬が迷子になった場合に必要なので、全身と顔、体の特徴的な箇所を撮影した写真を数枚準備しておきましょう。
貼り出したり、聞いて歩く時などを考慮して数枚持っていると困ることはないでしょう。
犬の手帳
犬についての色々を記しておきましょう
犬の写真、名前、年齢、健康状態、病気の有無、性格、トレーニング習得内容、登録番号、鑑札番号などを書き込んでおきましょう。
離れ離れでお世話をしていただかなければならなくなった時、病気のお薬をきちんと飲ませてもらったり、好き嫌いや癖なども書いておけば、お世話をする方はとても助かりますし、きちんとお世話をしてもらいやすくなります。
生活用品
備品の準備も必要です
ウンチ袋、トイレットペーパー、ペットシーツ、ペットウエットテッシュ、予備のリード、ブラシ、タオル、常備薬など、ペットにとって必要不可欠な生活用品を揃えておきましょう。
タオルなどは数枚あると便利です。
また、包帯を持っていると色んな事につかえます。
ブラッシングは犬とのコミュニケーションの1つです。
犬とコミュニケーションをとることで、安心してくれます。
クレートやゲージ
日頃から慣れておきましょう
避難所では、犬のハウスとして使用することになります。
避難所には犬の苦手な方もいらっしゃいますので、避難所内はハウスから出さない方がいいでしょう。
お散歩など戸外に出る時に、ハウスから出すようにしましょう。
日頃から活用して、犬が安心して過ごせるようにしておけば、ハウスに入るというストレスはありません。
日頃から、おやつなどハウスで上げるなどして、ハウスを好きになるようにするといいでしょう。
靴
ケガを防止するために
瓦礫の上を歩く際のケガ予防になります。
ない場合は乳幼児の靴下、包帯でも代用できます。
たまに履いてみるなどして、違和感なく過ごせるように練習しておくといいでしょう。
飼い主の匂いの付いたもの
タオルやTシャツなど
避難所では、落ち着かない犬も多いです。
飼い主のニオイが付いたタオルやTシャツなどをハウスの敷物として利用すると、安心できるようです。
日頃ハウスの中で使っている毛布やぬいぐるみなど、いつもあるものは入れておいてあげると安心します。
おもちゃ
大好きなもの
丈夫でストレス解消に役立つものを準備しておきましょう。
日頃から大好きなものは何かを見極めておくのも必要です。
犬の防災袋を準備すると
思っていた以上の重さ
自分用の防災袋と共に犬用の防災袋を準備し、どうやって持っていくかシュミレーションすることはとても大事です。
どのくらいの重さになるのか?
どんな袋に入れると持ちやすいか?
さっと持ち出せる場所に置いてあるか?
単に準備するだけではなく、持ってみることも必要です。
「本番」はいつやってくるか分かりません。
本番が来ないことを祈りつつ、でも愛犬の命を守れるのは飼い主だけだという自覚を持ち、 準備に準備を重ねておくといざという時に困まりませんよ!!
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