父親がアルツハイマー型認知症と診断されました
〜MRI診断そして認知症告知〜

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ninchisho

先日、父親を連れて物忘れ外来を受診してきました。

初診時には認知症テストや問診などを受け、認知症の兆候があるかもしれないと。

しかし、認知症なのか、別の病気か、また認知症だとしてどのタイプなのかを判断するため脳のMRI画像を取ってくることになりました。

目次

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総合病院でMRI受診

父親といった「物忘れ外来」の病院には、MRIの機械がないため、紹介状を書いてもらい、後日、別の総合病院へ行きMRI画像を撮ってくることになりました。

体内に金属やペースメーカーなどの機器類が入っていると、MRIが受けられないことがあるので、必ず既往歴はまとめておきましょう。

手術歴や手術を受けた病院さえわかれば、お医者さんの方で確認もとってもらえます。

いしかわ医療ネットワーク

他の病院で受けたMRI画像を、かかりつけ医でもその診断内容が確認できる、医療ネットワークというものがあります。

病院や診療所(医院・クリニック)などの施設間で患者の診療情報を共有する仕組みです。

石川県だと「いしかわ医療ネットワーク」です。

いしかわ診療情報共有ネットワークより)

 

このネットワークを利用する際、患者には特に費用負担はありません。

複数の病院や診療所にかかっている時は、診療情報が各病院で共有されるので転院や入院、退院後の通院などの場合でも、それぞれで同じ診断を受ける必要がなく、質の高い医療をスムーズに受けることができます。

 

ただ、このシステムを利用するには患者の同意が必要です。

また診療情報を共有できるのは、患者が同意した医療施設のみとなっています。
(緊急時などはその限りではないそうですが)

 

なので、かかりつけ医とMRI診断を受ける病院と2箇所で同意書を書きました。

もちろんこのシステムを利用することに関しては、医者からの説明があり、同意するかしないかは患者やその家族の自由です。

詳しい内容は「いしかわ診療情報共有ネットワーク」のサイトをごらんいただくか、かかりつけ医や総合病院地域連携室というところに相談するといいと思います。

MRI診断の結果を持ち再び「物忘れ外来」へ

MRIの受診を終え、その足で再び「物忘れ外来」のクリニックへ。

 

お医者さんの説明を受けながら、父親と一緒に脳の診断図を見ました。

脳全体の萎縮は数パーセントありましたが、これは年齢的には正常の範囲内であると。

 

そして先日の認知症テストや問診時に、もしかしたら小さな脳梗塞があるかもしれないという疑いがありました。

実際に診断画像を見ると、脳に小さな点があり、やはり脳梗塞があることがわかりました。

ただこれに関しては、とても小さな物なので、血流を良くする薬を飲むことで改善できるみたいです。

特に脳梗塞に関しては今の所手術の必要はなかったので、そこは一安心でした。

海馬の萎縮

そして、記憶の壺でもある「海馬」。

残念ながら海馬の萎縮がかなり進んでいました。

年齢的に見ても正常の範囲を逸脱しており、「アルツハイマー型認知症」であると言わざるを得ないという状態でした。

認知症は早期発見が重要

認知症は早期発見と早期治療がとても重要です!

 

年齢が若いうちに発症すると、年齢を経てから発症した人よりも進行が早いのです。

父親の場合はまだ認知症を発症するにはまだ若かったため、今ここで対処しなければかなりのスピードで進行する可能性がありました。

 

残念ながら今の医療では認知症を治すことはできません。

でも薬で進行を遅らせることができます。

適切なケアをすれば、その進行を大幅に緩やかなものにできます。

日頃のケアで、なんとか現状を維持したままでいくことも可能かもしれません。

 

早め早めに対処すれば、認知機能障害に悩まされる時間を短くすることができるのです。

なので、もし少しでも認知症の疑いがあるなら早めの受診をオススメします。

もし認知症じゃなければ杞憂に終わるだけです。

心の安心が得られます。

 

もし認知症だったとしても、早期発見できれば、日常生活を維持し続けることもできるかもしれません。

後悔する前に早めの受診

家族が、自分の親が認知症と診断されたら、本人だけでなく家族も後悔します。

 

「もし、あの時少しでも疑いを持って早く受診していれば」

 

その想いは常につきまといます。

自分の父親は、まだ普通に日常生活はできます。

買い物も普通にできています。

でもやっぱり、直近の物事は覚えられなくなっているように感じます。

それでも早期発見できた方なので、まだよかったなとは思います。

でもやっぱり、もっと早く気づいてあげてればと思います。

 

今にして思えば、

  • なかなかスマホの操作を覚えられない
  • 最近のことを忘れる

など、思い当たる節はありました。

 

その時に、「なんで覚えんげんて」と、覚えようとしないから覚えないんだろうと思ってしまっていたんですね。

家族だからこそ、余計にそうなるのかもしれませんが。

 

もし似たような思いをしているなら、少しでも思い当たる節があるなら、早めに受診しましょう。認知症を早期発見・予防するなら家族による、ほんと、ちょっとした「気づき」が大切です。

とにかく水分を取ることと散歩

前回も言われましたが、とにかく認知症予防には、進行を遅らせるには、

 

  • 毎日しっかり水分を取る

 

そして、

 

  • 散歩をする

 

家でゴロゴロしているのが一番良くないです。

暖かくなってきたので、10分からでもいいので毎日散歩しましょう。

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この記事の著者

ミミ

ミミゆるっとデザイナー

デザイン&WEB屋。
フリーランスでゆるっとデザイナーやってます。
カタログ、チラシ、名刺、パッケージ、ウェブ…etc.
時々、フラメンコしてます。

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昔からフィギュアスケート観戦が大好きだったけど、ニースのロミジュリでほぼ完全にフィギュアスケート沼に嵌るも、自分はまだまだスケオタじゃないと思っている。
フィギュアスケート観戦に知ってると、ちょっと通ぶれる記事をオタクすぎない程度に配信します。・・・たぶん。

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