
7月ですね。
イチジクの旬の時期がやってきますね。
旬のものを食べて暑い夏を乗り切りたいぞっ!
イチジクの旬はだいたい7月から10月
イチジクの旬はだいたい7月から10月くらいです。
収穫時期はじつは夏と秋と2回あるんですよ。
というのも夏に旬を向かえる「夏果専用種」と秋に旬を向かえる「秋果専用種」、さらに夏と秋の時期に摂れる「夏果秋果兼用」があるんです。
なのでイチジクは夏と秋と2回も旬を楽しめるのです。
そして中でも秋に旬を迎えるものがより美味しいとも言われています。
イチジクは漢字で「無花果」
イチジクは漢字で「無花果」と書きます。
花の無い果物……
たしかにイチジクの木を見ても花がなってるとこって見たことないですよね?
いつも目にするあの実の状態で枝になってるとこしか見たことないような……
でもね、実はイチジクもちゃんと花が咲いているのです!
普段食べている赤いところがイチジクの花
実はイチジクは実の中に花が咲くんです!
そう普段イチジクを食べる時に割ると中から赤いプチプチした果肉のようなものがありますね。
そしてそれを美味しくいただいてますが、まさにそれこそがイチジクの花なんですよ!
あまり花っぽくはないですが、イチジクがさらに他の花と違うのは花びらがないからなんですね。
外側の白っぽいとこが果肉の層なんです。
そして一般的に果実として食べている部分がイチジクの花で「花嚢(かのう)」と言います。
花嚢の先端にあるプチプチした粒がイチジクの種子ですね。
イチジクの歴史はとっても古い
イチジクは6千年以上前から栽培されていたというくらいかなり古くからあったらしい。
古代エジプトの壁画に描かれてたりとか、旧約聖書に登場してるんですよ。知ってました?それもかなり有名なエピソードの中で出てきてます。
エデンの園で禁断の果実を食べたアダムとイヴは、自分たちが裸であることに気づいて、いちじくの葉で作った腰ミノを身につけた
『旧約聖書』の創世記(3章7節)
『旧約聖書』のまさにアダムとイブが楽園を追放される超有名な場面にもイチジク登場してましたね〜。
ちなみに古代ローマでは「不老不死の果物」とも呼ばれていたらしい。
実はイチジクはそれくらい栄養が豊富。
日本にイチジクが伝わったのは江戸時代で中国から伝来。
江戸時代の書物にも、「胃腸の働きを促し、下痢を止め、痔や喉の痛みを治す」と書かれているらしい。
イチジクは栄養も豊富で女性の味方!?
イチジクはかつて「不老長寿の果物」と言われていたほど栄養が豊富。
中国では便秘・関節痛・夏バテ・熱中症などの漢方にも使われているそう。
イチジクに含まれる主な栄養素は、
- カリウム…体内の余計な塩分を排出しむくみを改善、血圧を下げる効果もある
- ペクチン…血糖値の上昇を緩やかにしたり整腸作用が高い
- フィシン…タンパク質を分解して消化を助ける
など。
またイチジクの種に多く含まれる植物性エストロゲンは、女性ホルモンのエストロゲンと同じような働きをする成分で
- 生理不順の改善
- 更年期障害症状の軽減
- 免疫力アップ
- ガン予防
- 肌荒れの改善
- コラーゲンの生成
などもに効果が期待できるというからこれはもう美味しくいただかないとでしょう。
他にも多くの栄養素があって生活習慣病の予防や肌の調子を整えたりする効果なんかも期待できちゃうかも。
生でいただくのもいいけど、ケーキやタルト、ジャムなどで美味しくいただくのもいいですね。
イチジク丸ごとロールケーキとか(*´﹃`*)
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