
今回ご紹介するのは横浜土産にいただいた、その名も『横濱シルクアーモンド』。
明治浪漫を感じるパッケージがとっても素敵。
ミルクとシルクパウダーで包まれたアーモンドのお菓子もやさしい味わいです。
目次
幕末の横浜開港の様子が描かれたレトロなパッケージ
『横濱シルクアーモンド』と描かれた背景には、浮世絵風の絵が描かれています。
が、よく見ると異人さんのお姿もあります。
それもそのはず、この絵は万延元年(1860)に五雲亭貞秀により描かれた「神奈川横浜新開構図」を再編構成したものでした。
まさに幕末の黒船来航後の横浜の様子が描かれているわけですね。
あ、ちなみに「黒船来航」は嘉永6年(1853)で、万延元年(1860)にはかの有名な「桜田門外の変」が起きています。
まさに激動の時代の横浜を描いた絵ですね。
かつて横浜は絹の都と言われていた
商品名にもある『横濱シルクアーモンド』。
なぜ横浜で「シルク」?
と思いましたが、江戸幕府が横浜開港以来、外国との貿易を許可した事で輸出業が盛んに。
そして、開港から昭和の初めまで輸出品の多くが、「生糸」だったんです。
日本全国各地から生糸が横浜に運ばれ、海外へと輸出されたんですね。
そこから、横浜は「絹の都」と呼ばれていたんだそうです。
だからこそ、絹の都、横浜生まれの『横濱シルクアーモンド』が出来たんですね。
あ、ちなみに横浜には、絹の都だけあって「シルク博物館」もあります。
そのあたりを踏まえて見てみると、蓋を閉じてるシールはおそらく繭玉かな?
パッケージの紙もシルクのような光沢があり、このままお部屋に飾っても素敵なインテリアになりそうです。
ペン立てとかにちょうどいいかもしれません。
チョコレート?と思いきやチョコレートではないのです
箱の中に一緒に入っていた『横濱シルクアーモンド』の紹介文。
表には横浜開港後の様々な人が描かれていてなんとも楽しげです。
そして裏面には、
横浜開港とともに、貿易の主役となったのは生糸でした。安くて良質な生糸は、外国商人の目に止まり、横浜から世界へ紹介されたのです。
シルクアーモンドは、そんな横浜の歴史に縁の深い鬼怒のパウダーと、ミルクパウダーでアーモンドを包んだお菓子です。ほんのり優しい甘味とアーモンドの香ばしさが、ひと粒、またひと粒…止まらない美味しさです。
いにしえの横浜へ想いを馳せるひとときに、みなさまでお楽しみください。
と書かれています。
ちゃんと、絹の都について書かれてましたね。
簡潔で分かりやすく。(・・*)ゞ
そして、ここに書かれている通り『横濱シルクアーモンド』はチョコレートじゃないんです。
知らなかったら、ホワイトチョコかな?と思う見た目。
確かに食べると、ん?チョコ?じゃないんだ!?
という驚き。
そうアーモンドの周りはチョコレートではなく、ミルクパウダーとシルクパウダーでコーティングされているのです。
パウダーのふわふわと優しい食感と、アーモンドのカリッとした食感。
ミルクの甘みとアーモンドの塩味。
実に絶妙なバランスです。
なんというか、イメージとしてはクリープをもうちょっと甘くした感じ?
コーヒーとともにいただくと、パクパクと食べてしまいそうです。
チョコレートと思って食べると、あれ?ってなるかもしれませんが、
これはこれでまた不思議な味わいと食感で楽しめます。
小分けの袋に入ってるので配りやすいし食べ過ぎ防止にもなるかも
シルクアーモンドは、さらにこんな感じのテトラパックに小分けに入ってます。
このままでも可愛いので、例えば職場や友人たちに配るときに配りやすいですね。
あと、食べ過ぎ防止にもなりそうです(笑)
横濱シルクアーモンドが買える場所
『横濱シルクアーモンド』は、横浜土産を扱うエクスポート社のショップ
- タワーショップ(横浜ランドマークタワー69階)
- 赤レンガ デポ(横浜赤レンガ倉庫1号館1階)
- エクスポート(大さん橋国際客船ターミナル)
- マリンタワーショップ(横浜マリンタワー2階)
もちろんネットでも購入可能です。
メイドインヨコハマでは『横濱シルクアーモンド』の他にも様々な横浜土産が購入できるようです。
そしてもちろんAmazonや楽天でも購入可能です。
横濱シルクアーモンドの商品情報
- 品名…横濱シルクアーモンド
- 価格…50g(化粧箱入) 400円、75g(紙管入)600円、150g(化粧箱入)1,100円
- 賞味期限…約4ヶ月
- 保存方法…直射日光、高温多湿を避け、常温で保存
- 製造者…百崎製菓(株)
- 販売者…(株)エクスポート
『横濱シルクアーモンド』は今回ご紹介した紙筒タイプの他、化粧箱入りのものもあります。
化粧箱タイプのものも横浜開港のレトロな柄が描かれてます。
ちなみにこの『横濱シルクアーモンド』は、横浜グッズコンテストで10年連続金賞を受賞してるそうですよ。
横浜土産と言えば『横浜ハーバー』や中華街の肉まんなどたくさんあって目移りしてしまいますが、『横濱シルクアーモンド』も選択肢に加えて見てはいかがでしょう。
以上、カナザワ女子@ミミでした(*ゝ∀・*)
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