
11月も半ばを過ぎ、だんだん寒さも厳しくなってきましたが……
寒い冬にこそ食べたくなる美味しいやつ!カニの季節の到来です!
目次
金沢といえばカニなんだけど年中獲れるわけではありません
金沢というか北陸の冬の味覚といえばやっぱり「ズワイガニ」!
ですが、カニは漁をしてもいい期間が決まっているのです。
つまり年中カニがあるわけじゃない。
いや海に入ると思うけどね、食卓に上がるカニは限られているのです。
2018年のカニの解禁日は11月6日
カニ漁の期間
香箱ガニは12月29日まで
解禁日があれば当然終わりもやってくる。
カニの漁ができる期間ももちろん決まっています。
そして実はズワイガニと香箱ガニで漁の期間が異なるのです。
金沢ではメスのズワイガニのことを「香箱ガニ」と呼んでますが、香箱ガニの漁は12月29日までです。
実質、漁の期間は2ヶ月もないんですよ!
資源の保護のためなんでそれは仕方ないです。
ただ北陸新幹線開業後、当然カニも大々的に宣伝され、旅番組でも香箱ガニを取り上げられるようになってしまい、ただでさえ数の少ない香箱ガニは高騰しなかなか手が出なくなってしまいました……
そもそも数も少ないので地元のスーパーにも並ばなくなったような……
並んでも数が少ない……
加能ガニは3月20日まで
そしてズワイガニのオスのことを「加能ガニ」と言います。
石川県のブランド戦略?の一環で2006年に石川県で取れたズワイガニは「加能ガニ」にします!ってなったんです。
でもまぁズワイガニの方が浸透してるよね。
加能ガニの漁は3月20日までなのでまだ楽しむ余地は十分にあります。
ズワイガニは取れた地域で名称が変わる
北陸のカニと言えば、おそらく越前ガニという名称も聞いたことがあるのではないかと思いますが、これもズワイガニです。
何が違うのかというと取れた場所が違います。
それだけです。
ズワイはズワイです。
ちなみにズワイガニは取れた地域により3つほど名称が変わります。
まず、
石川県で獲れたズワイガニのオスは「加能ガニ」、メスは「香箱ガニ」。
福井県で獲れたズワイガニのオスは「越前ガニ」、メスは「セイコガニ」。
鳥取県で獲れたズワイガニのオスは「松葉ガニ」、メスは「親ガニ」。
という風に獲れた地域で名称が変わるんですねー。
海の温度も変わるので同じズワイガニでも味の違いはありそうですね。
食べ比べてみたことがないのでなんとも言えませんが。
カニを食べるのは家?お店?
えーっとよく県外の方に「カニの美味しいお店はどこ?」と聞かれるのですが、実はあんまり地元民はお店にカニを食べに行かないんですよ!
カニは家で食べるものといいますか……
振り返ってみるとお店に食べに行ったことがない。
旅館とかで出てくることはあるけれどカニを目的に行ってるわけではなかったりもするので回答に迷うのです。
周りの人に聞いても、「そう言えばカニをお店に食べに行くことってないね」という人がほとんど。
新鮮で美味しいカニを食べるなら漁港
「美味しいカニを食べるならどこか?」
をいろんな人に聞いた結果、
橋立漁港へ行け!
という結論に達しました。
橋立港はズワイガニの漁場に近いので鮮度のいいカニがあるのです。
なので漁港周辺の海鮮系のお店に行けば新鮮で美味しいカニが食べられると思います。
金沢漁港や能登港でもズワイガニが上がるので、その周辺のお店も美味しいと思いますよ。
金沢のズワイガニを買うときはタグもチェック
石川県のブランド・ズワイガニ「加能ガニ」はカニさんのハサミに青いタグがついてるのです!
たまにね、普通にスーパーとかに売られてたりするカニは石川県で獲れたのじゃないカニさんもいたりするので、一応知識として持っておくといいと思います。
特にお土産としてズワイガニを買って帰るなら青タグのついたやつですよ!
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