
雪に埋もれながらのごきげんよう。北陸は、記録的な大雪に見舞われております。
予定していた仕事がキャンセルになったりと、変則的な数日を過ごしているトモミ・デラックスでゴザイマス。
仕事がキャンセルになっちゃうくらいだから、お買い物もままならず。
こんな日は、先日テレビで見た煎り酒でも作ってみようかと。
意外に簡単で、しかも使い勝手がすこぶる良かったので、レシピや使い方などご紹介いたしたく存じました次第にゴザイマスですよー。
目次
煎り酒って何?
煎り酒とは、室町時代から使われていた調味料だそう。
醤油よりも古くからあるものの、醤油の普及とともにだんだん使われなくなっていったのだけど、この煎り酒が、このところ大注目! らしい。
煎り酒 レシピ
<材料>
日本酒 700ml
梅干し 4個(塩分濃度が18%以上のもの)
だし昆布 10㎝角
削り節 30g
上記はあさイチで紹介されていた材料デス。
減塩梅干しや小梅を使う場合は、梅干しの分量は倍にするといいとも言ってました。
ちなみにワタシが使ったのは、自家製の梅干し。保存食のため塩分濃度は20%超デス。
しかも赤しそがたっぷり入っているので、仕上がりはほんのりピンクの煎り酒になりました。
赤くなるのが嫌な人は、しそが入っていない白梅干しを使ってクダサイ。
ワタシはこれをベースにちょっとアレンジ? というか、目分量で。
日本酒、梅干し、だし昆布はほぼ上記のまま。削り節を30g計るのが面倒だったので(何)「ひとつかみ」に変更。多分、30gはなかったと思いますが、できあがりに問題はありませんでした。
<作り方>
作り方は超簡単。
4つの材料を全部鍋に入れてさっと煮立たせるだけ。
二つの煎り酒
あさイチのレシピでは「沸騰したら弱火で5分」で火を止めて一晩そのまま。
次の日、漉して完成。
煮きり煎り酒も作ってみた
ただ、ワタシは下戸だし家には小学生もいるので、おしょうゆ代わりに使う調味料にアルコールが残っているのはちょっと困るなぁ……。
というコトで、
「沸騰したら吹きこぼれないように中火~弱火に落として、煮き」ったものも作りました。
分量的には、だいたい2/3になるくらい煮詰めた感じデス。
コレは、あら熱が取れたらすぐに漉してOK!
そのまま使っても、下味にも、仕上げのちょい足しにもGOOD
コレ、本当に使い道が広くて、しかもちょっとの量で料理にコクが出ます。
我が家は、お鍋の出汁ベース、唐揚げの鶏肉に揉み込む、煮物や味噌汁にちょい足し、カレーにちょい足し。
テレビでは「白身魚のお刺身」に使ったら絶品! と言っていたのだけど、この寒い中、冷たいおかずの出番はなく、お刺身に使うのはもうちょっと暖かくなってからにしようと思ってます(笑)
あ。
あと、お酒の一部をみりんに変えるのもアリでした。
仕上がりはちょっと甘めになりますが、コクは増します。
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漉した材料の再利用
煎り酒を作った後の、昆布や梅干し、鰹節。
そのまま捨てちゃうのはもったいないなーと思ったので、半生のふりかけを作ってみました。
作り方はこれまた超簡単!
1.漉した材料をみじん切りにして、火にかけて水分を飛ばす
2.仕上げに白ごまを足す
これだけ。
お好みで、醤油をちょっと垂らしてもおいしいかと思います。
冷蔵庫で2週間ほど保ちますが、ふりかけとしてだけでなく、酒の肴にもぴったりみたいで、その前に食べ尽くしちゃいました。
煎り酒 作るのが面倒な人は
市販品もあるようです。
コストパフォーマンス的に考えると、作る方が(再利用も含めて)お手頃ですが、とってもとっても使い勝手がいいし、まずはどんな味なのか手軽に試してみたい方はそっちを購入するのもアリです。
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