フィギュアスケート観戦をより楽しむためにショートプログラムのルールと7つの規定要素について知ろう!【追記】

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ついに羽生選手も平昌に入り公式練習もありましたね!

そしていよいよ2月16日(金)・17日(土)に個人戦・男子シングルの試合が始まります!!

前回ソチ・オリンピックで金メダリストとなった羽生結弦選手が、今大会の平昌オリンピックで“66年”ぶりとなるフィギュア男子2連覇なるか!?というところでも大注目ポイントです。

これはあのフィギュア界の皇帝“エフゲニー・プルシェンコ”選手でも成し得なかった偉業です。

あ、ちなみに過去、フィギュアスケート・シングル男子で五輪を二連覇したのは、ディック・バトンさんです。

 

半世紀ぶり以上なし得なかった偉業をまさに今!リアルタイムで!見ることができるかもしれないという最高の舞台がもうすぐ!

ドキドキ・ワクワクしますね!

 

まだもうちょっと時間があるので、ルールについても予習しておくとさらに楽しめますよ!

 

もうすぐ、というか今日からフィギュアスケート世界選手権が始まりますね!(2017/3/29)

以前、「フィギュアのジャンプの見分け方」(2016)の記事を書きましたが、今回は男女シングルのショートプログラムの規定要素について、なるべくわかりやすくまとめたいと思います。

フィギュアスケートはジャンプのイメージが強いと思うけど、実際には飛べるジャンプの回数や制限、さらにこなさなければならない要素(エレメンツとも言います)などが細かく決められてるんですよ。

知ってました?

これを知ってから見ると、よりフィギュアの試合が面白く見れるかも!?しれませんよ(笑)

※フィギュアスケートにはシングルの他にペアやアイスダンスもありますが、この記事ではシングルのみを対象にまとめています。

※2016年に書いた記事に加筆修正したものです。

目次

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ショートプログラムの演技時間

フィギュアスケートの男女シングルは「ショートプログラム(SP)」と「フリースケーティング(FS)」の2種目を滑走し、その総合得点で勝敗が決まります。

まずショートプログラムを先に、そしてフリースケーティングを後に行います。

しかもショートプログラムで成績が残せないと次のフリーへ進めません。厳しいですね。

ちなみに世界選手権では、男女シングルでフリーに進出できる人数は上位24人。

フリーへ進むためには24位までに入らなければなりません。

これはオリンピックでも同じです。

ショートプログラムの演技時間は2分50秒以内

ショートプログラムの演技時間は男女共2分40秒 ±10秒です。

つまり2分30秒から2分50秒以内に演技をまとめなければいけません。

演技後半は1分20秒以降ということになりますね

この後に行われたジャンプは基礎点が1.1倍になります。

※演技時間は2016-17シーズンから10秒短縮されました。

演技時間と減点(ペナルティ)

演技時間のペナルティーは、5秒ごとになんとマイナス1点!

たった1秒オーバーしただけでも1点減点されてしまいます。おそろしや。

もちろん足りなくても減点です。

しかもショートプログラムでは決められた7つの要素(エレメンツ)をわずか3分足らずの間に行なければならないため、転倒などで少しズレるだけでもタイムオーバーの危険性があります。うーん、緊張感半端ないですね。

あ、転倒も1点減点されますよ。

転倒における減点もルールが変わりました。

これまでは、1回の転倒につき、1点減点。つまり2回転べば2点減点、3回転べば3点減点ということですね。

しかし2016-17シーズンからのルール改正では、転倒回数が多くなるほど減点の配分が大きくなります。

1回転倒で1点減点、2回転倒で2点減点までは同じ。しかし3回転ぶと4点、4回転ぶと6点、5回転ぶと9点というふうに減点される点数がどんどん雪だるまのように増えていきます!
(2回までは各減点1、3-4回目の転倒は各減点2、5-6回目の転倒は各減点3です)

ショートプログラムの規定要素

曲の指定はなく、選手やコーチ等が曲を選びます。

ジャンプ・スピン・ステップからなる次の7つの要素(エレメンツ)で構成されたプログラムを滑走します。そのうちジャンプ要素は3つです。

入れる順番の指定は特にありません。

先ほども書きましたが、演技後半に行われたジャンプは基礎点が1.1倍になります!

①アクセルジャンプ

2回転または3回転以上のアクセルジャンプを飛ばなければならない。

シングルアクセルになると要素抜けで0点になってしまいます。

②ステップからの単独ジャンプ

男子:3回転または4回転ジャンプ
女子:3回転ジャンプ

複数のコネクティング・ステップあるいはフリー・スケーティング動作より直ちに飛ばなければならない。

(ステップがない場合やステップから直ちに飛んでいない場合はGOE「-3」)

規定により3回転以上のジャンプにならなかったら(ダブルとかシングルジャンプになってしまったら)、これまた要素抜けで0点…

こわい…

③コンビネーション・ジャンプ

男子:2回転+3回転、3回転+3回転、2回転+4回転、または3回転+4回転。

女子:2回転+ 3回転、3回転+3回転。

 

上記以外の組合せ、例えば、2回転+2回転や、2回転+1回転、あるいは3回転+1回転などになってしまうとGOE「-3」。

また、コンビネーション・ジャンプの2つのジャンプの種類は同種類を飛んでも大丈夫です。

例えば、「4T+3T」「3Lo+3Lo」など。

 

しかし、アクセルジャンプ、単独ジャンプで飛んだジャンプとは異なる種類のジャンプを飛ばなければならないんですね。

つまりアクセルジャンプとステップからの単独ジャンプで使用したジャンプの種類は使えない。

ただし、クワドラプル(4回転)とトリプル(3回転)は種類が同じでも構わない。

(例えば、②で「4T」、③で「3Lz+3T」など。

 

わかりにくいですね。(^◇^;)

例えば、アクセルは3A(トリプルアクセル)を、単独ジャンプで3T(3回転トーループ)を飛んだ場合、コンビネーション・ジャンプに3T+3T(3回転トーループ)は単独ジャンプで使用しているため要素として認められません。

3T+3Tをコンビネーション・ジャンプに使う場合は、単独ジャンプを3T以外のジャンプにしなければならないということですね。

④フライング・スピン

あらゆるタイプのフライング・スピン。着氷後8回転以上必要。

(8回転未満だとGOEがマイナス)

⑤スピン

男子:
足換え1回のみのキャメルスピンまたはシットスピン。フライング・スピンのランディング・ポジション(着氷姿勢)とは異なるものでなければならない。各足6回転以上、合計12回転以上必要。

女子:
レイバックスピんまたはサイドウエイズ・リーニングスピンのどちらか。あるいは足換え無しのシット/キャメルスピン。規定の姿勢で8回転以上必要。

⑥コンビネーション・スピン

足換え1回のみ、少なくとも2種類以上(シット、キャメル、アップライト)の基本姿勢によるコンビネーション・スピン。各足最少6回転(合計12回転)。

⑦ステップ・シークエンス

リンク全面を十分に活用したステップ・シークエンス。

毎シーズンちょっとずつルールが変わる

ルールについてはISUJ Sports日本スケート連盟を参考にしていますが、毎年ちょっとずつ変わります。

そしてどうやら平昌以降、大きくルールが変わるようです。

毎年変わるルールに対応しなければならない選手やコーチは大変ですね…

 

2017-18シーズンのシングルのテクニカル・ハンドブックの和訳はリンク先で見れます。

実際に試合で行われた構成を見てみよう

つらつらと7つの規定要素についてまとめてみましたが、(そしてなんか間違ってたり抜けたりしてそうで不安…)よくわからないと思います。

なので実際の選手の予定演技の構成表を見てみましょう。

例:羽生選手のスケートカナダ2015のショート

まずおさらいです。

ショートでは同じ種類のジャンプを2度以上跳ぶことは出来ません。

ただし、コンビネーションジャンプで3T+3T、3Lo+3Loなどは大丈夫です。

2015スケートカナダのショートプログラムでは羽生選手は

  • 3A(トリプル・アクセル)
  • 4T(4回転トーループ)
  • 3Lz+3T(トリプル・ルッツ+トリプル・トーループ)

を予定していました。(ここではジャンプのみ取り上げてます)

ジャンプは重複してませんね。

しかし実際の演技では、

  • 3A
  • 4T →2T
  • 3Lz+3T →3Lz+2T

となってしまいました。

ここで注目なのは、2番目と3番目のジャンプ。

2回目はステップからの単独ジャンプなのですが、4回転のところ2回転になってしまいました。

ルールのおさらいですが、単独ジャンプは3回転以上じゃなければいけない。

さらに2015-16シーズンは、たとえ転倒していなくてもどんなにキレイな2回転であったとしても得点なし!0点!というおっそろしいルールでした。(2016-17シーズンからはGOE「-3」になる)

 

そして3番目のジャンプ。

コンビネーション・ジャンプですね。

3Lz+3Tの3回転+3回転が、3Lz+2Tの3回転+2回転になりました。

コンビネーション・ジャンプのルールでは3回転+2回転は有効です。

 

しかし!

よく見てください。

2番目のジャンプが「2T」になってしまい、3番目のジャンプは3Lz+2Tで「2T」を2回飛んでいることになりジャンプが重複しています。

これは別の要素で同じジャンプを跳んではいけないというルールに抵触します。

(正直このルールに関しては私もよくわからずググりまくりました)

そしてこの2015-16シーズンのルールでは、重複したジャンプを含む3Lz+2Tのコンビネーション・ジャンプの得点が丸々無得点になってしまうという、これまた実におっそろしいルールでした。

 

2016-17シーズンからは「重複したジャンプのみ」が無効になり、この例では3Lzの基礎点は確保されるというふうに変わりました。

そうじゃないとあまりにも残酷ですよねー…

しかし、羽生選手はこの後、構成を

  • 4S(4回転サルコウ)
  • 4T+3T(4回転トウループ+3回転トゥルーぷ)
  • 3A(トリプルアクセル)

に変更し、世界最高得点を連発しましたからね。

すごいね!

ちなみに今シーズンのショートプログラム“Let’s go crazy”の構成は、

  • 4Lo
  • 4S+3T
  • 3A

となっていて、さらに難易度が上がっています。もう宇宙人ですね!

ちなみに全構成予定はこんな感じです。
(4Lo 4S+3T FCSp 3A CSSp StSq CCoS)

アメリカのネイサン・チェン選手も

  • 4Lz+3T
  • 4F
  • 3A

というこれまたとんでもないジャンプ構成になってますね!

他にもショートから4回転を2回入れてくる選手がまだまだいるので、観る方としてはもうワクワクが止まりません。

(怪我には十分注意して欲しいですけどね)

平昌五輪、羽生選手のプログラムはバラード1番とSEIMEI

間も無く始まるフィギュアスケート 個人戦・男子シングル。

オリンピック・シーズン、羽生選手のプログラムは、

  • SP「バラード第1番」(ショパン)
  • FP「SEIMEI」(映画「陰陽師」より)

これは2015-16シーズンに、NHK杯、さらにグランプリ・ファイナルで世界最高得点を出した不滅の名プログラム!!

個人的にもこの両プログラムを、再び、しかも、オリンピックで、見れる!

ということが何よりも嬉しく、ワクワクしております。

団体戦を終えて、いよいよ始まるオリンピックという4年に一度の舞台。

各選手ともオリンピックという舞台に携えてきた名プログラムばかり。

おそらく今回の大会は超高難度の市場最高の闘いとなるでしょう。

4年に一度、最高の舞台でそれぞれの選手がどのような演技を魅せてくれるのか!

 

固唾を飲んで見守りましょう♪

 

レッツ・ゴー・フィギュア沼へ(笑)

ジャンプの種類とフリーのルール

フリー・プログラムのルール

FPの規定内容についても以前にまとめた記事があるので、よければそちらもご覧ください。

フリーとはいえ、結構細かいルールがあります(^^;)

 

→「フィギュアスケート観戦をより楽しむためにフリースケーティングのルールとジャンプの回数制限について知ろう!

ジャンプは全部で6種類

フィギュアの男女シングルのジャンプは全部で6種類あります。

それぞれ1回転から4回転まで。

今ではアクセル以外の5種類の4回転ジャンプが試合で成功しています。

4年前のソチ・オリンピックでは、4回転はトーループとサルコウの2種類が最高でした。

それが今や、5種類の4回転が見れるかもしれないという…
(実際にオリンピックで飛んでくるかはわかりませんが)

 

ジャンプの種類もそれぞれの特徴を捉えればテレビ越しでも見分けられるようになります。

回転数は、目を凝らして必死に数えます!(笑)

ジャンプの見分け方についてはこちらの記事でまとめたので、よければこちらもご覧ください。

 

【フィギュアスケート】さすがにオリンピックまでには見分けられるようになろう!6種類のジャンプの違い

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この記事の著者

ミミ

ミミゆるっとデザイナー

デザイン&WEB屋。
フリーランスでゆるっとデザイナーやってます。
カタログ、チラシ、名刺、パッケージ、ウェブ…etc.
時々、フラメンコしてます。

LINEスタンプ販売してます。
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昔からフィギュアスケート観戦が大好きだったけど、ニースのロミジュリでほぼ完全にフィギュアスケート沼に嵌るも、自分はまだまだスケオタじゃないと思っている。
フィギュアスケート観戦に知ってると、ちょっと通ぶれる記事をオタクすぎない程度に配信します。・・・たぶん。

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