
足の健康への影響がわかると、靴が気になってきます。
そもそも、”足に合っている”というのはどういう状態⁇
自分の足なら、なんとなくで済んでたものも、子どもの足となると…
目次
靴が足に合っている状態とは?
足の寸法は3つ
- 足長…かかとの1番出っ張ったところと人差し指を結んだ線を垂直にして、かかとから1番長い指の先端までの長さをはかります
- 足幅…横幅が1番広くなる、親指の付け根と小指の付け根を結んだ長さ
- 足囲…足幅のところで周囲をぐるりとはかった長さ
見落としがちなのが、足の幅と厚み。
我が子で実感したのが、お店のスタッフさんに頼りすぎだったなということ。
足長を測ってくれてアドバイスをもらえるので、任せておけば安心と甘えていました(>_<)
子どもが靴を履き始めた頃、マメに足をチェックして買い替えてはいました。
2足目3足目になるにつれて、気が抜けたのでしょうね。
足長に余裕があるからと気を抜いていたらいつの間にか親指の爪の横が痛くなるという事態に。
今思えば、お店で足長しか見てなかったなあ。
幅や厚みなどは、全く会話に出ていなかったですね。
子ども服や靴、おもちゃなどの有名なお店でした。
足に合っているか見極めポイント
- つま先に5ミリ〜10ミリ程度の余裕がある
- 足裏(指の付け根)と靴の曲がるところが合っている
- かかとの大きさ・形があっていて鉛筆1本くらいの余裕がある
座っている時と立っている時では足の様子が変わるので、靴は両方履いて立ってみる、歩いてみることが大切です。
- 立たせて後ろから見て、かかとが曲がらずまっすぐ立てているか
- 歩いてみて、かかとがパカパカ浮かないか
春と秋
1年間に10ミリ、時期によっては20ミリ成長する子どもの足。
よく成長する季節というのもあって、4〜9月の半年で3分の2、残りの半年で3分の1成長するといいます。
少なくとも春と秋の2回は足長をチェックしましょう。
特に秋のチェックは欠かせません。
適した靴の種類は?
紐靴がベスト
足の厚さに合わせて締められるので、靴を足に一体化させることができます。
いわゆるスリッポンだと、よほどぴったり合っていないと歩く時に靴の中で足が動き、筋肉に余計な負担がかかります。
前回お話しした、ハンマートウにつながりかねません。
ただ、紐靴は履くたびに締め直さないと意味がありません。
小さなお子さんほど、それは難しい(>_<)
代わるものとしてマジックベルトのついたもの、ということになります。
D型のリングが使われているとよりしっかりと引っ張って固定できます。
ベルトは1本よりは2本がオススメ。
アンクルブーツがいい
子どもはかかとやくるぶしの骨が未発達なので、包み込んでくれるアンクルブーツが最適。
特に3歳未満の幼児は、かかとをしっかり支えてくれるものが望ましいです。
理想の素材は革
- ただ、硬すぎず柔らかすぎないちょうどよい革靴、しかも子どもの…なんてなかなか買えませんよね(>_<)
吸湿性・透湿性に優れていて、縦横どの方向にも伸びてフィットする、という利点をおさえましょう。
【追記】
子どもの革靴なんてない!と思ってたら、ライター仲間のみみさんに教えてもらいました^_^
本格的な革のファーストシューズ!↓
これからファーストシューズを買おうと思っている方、感想聞きたいな〜(>_<)♪
「良い靴」かどうか判断するには?
足のことをちゃんと考えて作られているのか判断するポイントは、
- つま先が広く、高さもあるか
- つま先が地面と水平でなく、上がっているか
- かかとがクタッとせず、しっかりしているか
- 靴の底がコルクのように適度な硬さ屈曲性になっているか
これは大人の靴を選ぶ時も同じです。
子ども、特に3歳未満の幼児の靴では、
- ソフトすぎず、つま先とかかとを守り支える芯が入っているか
も確認しましょう。
柔らかい靴は痛みが出にくいので、足に合わなくなっていても気づかないことがあります。
幼児の足はふわふわで痛みを感じにくい上に、言葉で”痛い”と言えないだけ、遊びに夢中になって気づかないだけのことも。
長く歩かない、遊んでいてもすぐに抱っこをせがむなども、もしかしたら足が痛いのかも…?
- 金額を目安にする
大人の靴も同じですね。
確かな質のものは、やはり金額が伴うことが多いもの。
サイズ表示が同じでも、メーカーやデザイン、素材によっては足に合わなかったり。
表示やメーカー名に頼らず、一足一足履き比べることで違いが見えてくると思います。
理想は、”はだしのように動ける靴”。
はだしのように指をよく動かすことができて、指以外は程よく一体化する靴。
成長をじゃましない、成長をサポートしてくれる靴を見つけられるといいですね。
子どもの靴に焦点を当てた本は多くないのですが、こちらの本に要点をまとめて分かりやすく書かれていますので、靴選びの参考になります。
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