3歳双子 RSウィルス感染 次女の入院〜1日の流れややりくり〜

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入院。

家族に起こってみないと、何がどんな風に大変なのかあんまり想像つかないですよね。

ましてや自分の子ども、小さな時ならなおさら。

心の準備なく突如始まった双子次女の入院。

付き添いの親の生活もお伝えします。

目次

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次女が入院 家で待つ長女

双子次女の入院が決まったのは、朝方5時。
その時、双子長女は自宅でじーちゃんと布団の中。

 

入院してしまえばこちらは安心?なので、自宅で待つ長女と病身のじーちゃんの方が心配になる。

 

えーと
オムツと着替えとお茶は、今日1日分はあるし

 

“考えてもしょうがない”という場面になると、腹が座るもんだ。

 

あとは何とでもなる。

 

おそらく、近いうちに長女も発症するだろうし…

すぐにばーちゃんに帰ってもらい、家のことは委ねるしかなかった。

 

ぐったりした次女を抱いたまま、病室の準備ができるのを待つ。

 

細かい事を考えるとキリがないが、
幸い繁忙期ではなかったので、今日金曜日の1日くらいは休んでも気にしないでおこうと言い聞かせて、ひとまず仕事の事は考えるのをやめた。

 

病室の準備ができて、看護師さんが入院の説明をしてくれる。

「これくらいの子の入院となると、24時間の付き添いが必要だけど大丈夫?」

とても遠慮がちにきいてくれる。

 

やっぱりそういうことになるのか。

 

当たり前なんでしょうが、保育園じゃあるまいし目を離せる時間があるはずはないよね。

 

 

職場への連絡

次女は、病室に上がる前には点滴の針が手の甲に刺され、副え木と包帯で右手がぐるぐる。

バスタオルでミノムシ状態で針を刺されたが、少し泣き声がしただけで暴れはしなかった様子。

病室に上がってから鼻に酸素のチューブをつけてもらう。
指には酸素量を測る小さな機械がついたコード。

 

いつものことだけど、次女は具合の悪い時は抱っこじゃないと眠れない。

 

柵のついたベッドの角に、子どもとの外出の時に必ず持つリュックを置く。

朝の3時から寝てなかったので、今は疲れ切って抱っこでぐったり眠っている。

抱っこしたまま、そろりそろりと靴を脱いでベッドに上がり、上半身ななめのラッコ状態でリュックにもたれかかる。

 

8時前に職場に電話しなければ。

 

スマホだけはそばに置いて、2時間ほどそのまま天井を見上げて時間を待つ。

 

こういう時でも眠れる、心の強さというか度胸が欲しい。

 

8時10分前を見計らって、ラッコのまま首を横に向けて、小さな声で電話をかける。

 

別記事でも書いたが、この時パワハラを受けている真っ最中。

電話に出るのは必ずパワハラ先輩。

 

前日早退する前まで、冷たい態度だったのでやはり最初は硬い声で対応されたが、少しずつ持ち前の好奇心でこんな時でも細かい事を質問してくる。

 

何とか子どもが起きないようにやり過ごし、出来るだけ次女が眠り続けられるようにということにだけ集中。

 

あとは何もできないしね。

 

救急にかかる時、持っておけばよかったと思ったもの

気持ちが落ち着いてふと我に帰ると、下だけ外出着のパンツに替えただけのパジャマ姿。

ノーブラでバサバサの髪を束ねただけ。

 

見た目は入院3日目までは気にならなかったけど、初日に心配したのは、

財布には最低限の現金だけ

スマホの充電器がない

ということ。

 

自宅から30分はかかるので、家族にたびたび来てもらうわけにはいかない。

 

翌日ばーちゃんに持って来てもらうように頼んだのは、上の2つとオムツと次女の着替えだけ。

長女とじーちゃんの世話をしているばーちゃんの頭がいっぱいにならないように、頼むことは極力控えた。

 

うちはじーちゃんばーちゃんと同居だからいいけど、一人暮らしとか子どもと自分だけとかだったらどーするんだ⁈

と思って看護師さんに後々聞いてみると、

最初から入院になるかもしれないーと思って、ある程度カバンにつっこんでくるんですよー

とのこと。

 

子どもを連れて遊びに行くための、”1日外出する分には困らない着替え、オムツ、タオルティッシュ、絆創膏などを入れたバッグ・リュック“はみなさんおなじみ。

それに、

携帯電話の予備バッテリー

困った時用の現金

をいつものリュック、マザーズバッグに入れておけば、急に帰れなくなった時も何とかなる。

1,2日あれば、他の必要なものは病院や近隣で買えるとこをみつけられる。

 

個室での入院生活 1日の流れ

病室に上がって落ち着いた頃、看護師さんが備え付けのテレビや冷蔵庫の使い方、お風呂のことなど教えてくれる。

 

注意事項は、

・他の子どもにウィルスをうつさないように、母親も個室からは出来るだけ出ないように

・ベッドからの転落を防ぐために、お風呂もトイレも子どもが寝てる時に

 

ちょっと後ろ向いてリュックをあさっているだけでも、柵をしてくださいね〜と言われたのには困った。

 

 

子どもの3度の食事と午後のおやつの合間に、気管支を広げる吸入も1日4回母親がさせる。

 

看護師さんが時々熱を測ったり、飲み薬を持って来てくれる。

双子が毎日飲んでいる便秘の薬も同じものを出してくれたので、咳止めの薬と一緒に1日3回飲ませた。

 

夕方に担当医の診察。

 

1日1回身体を拭き、チューブを外して着替えをさせてもらう。

 

 

慌ただしいのはわたしだけで、本人はしんどい上に気が紛れないので、スマホでアンパンマンを見せていたら、すぐに低速通信で見れなくなった。

病院の貸し出しのDVDは、RSウィルス感染予防のために借りられないということで…

 

入院中、一番しんどいのが子どもの気を紛らわせるものがないことだった。

Wi-Fiがあれば…

病院の玄関ロビーの一角には、Wi-Fiの繋がる空間がありました。

 

2,3日して落ち着いた頃に、自宅にあるDVDを持ってきてもらい、それまではリュックにたまたま入れてあったミニ絵本や、スマホの写真を見たりなどでなんとかやり過ごす。

 

あとは、熱が下がるまではひたすら抱っこ。

熱が下がって座っていられるようになっても、慣れない場所なのでわたしが個室の中にあるトイレに入っただけでも悲しい声で呼ばれる。

 

なので自分の食事を調達しようと思うと、夜に子どもの眠りが深くなってから。

と思ったら、病院のコンビニは9時まで。

運良く、抱っこじゃなくベッドに転がって昼寝をしてくれれば、その間に。

入院が始まって4日ほどは、子どもの食事の残りで足りたかな。

ひと部屋の中で大して動かないから。

 

 

病院やドラッグストアで買い足したもの

入院した県立の病院は、次女が産まれた時も搬送先としてお世話になった病院。

その時はまだ古い建物だったので薄暗く、NICUなどがある階は静かで気が滅入るとこだった。

今は建て直され、小さなコンビニと軽食を食べられるカフェ、小さめの食堂もあるし、花や木を植えたバルコニーで日光浴も出来る。

今時の病院は本当に快適。

郵便局に床屋、トイレも随所にあるし。

落ち着くに連れて、歯を磨いてないことや自分が着替えてないことなど色々気になってくる。

ばーちゃんに頼むのは悪いしなというものは、もったいないけどすべて病院内のコンビニで。

  • 子どもと自分の歯ブラシ
  • 生理用ナプキン(入院2日目に生理に…)
  • 爪切り
  • 自分のショーツ

病院から1番近いドラッグストアに行けたのは、入院してから1週間経った時に1度だけ。

平日なら保育士さんがいるので、1時間だけ子どもを見ていてもらえる。

RSウィルスでなければ、もう少し長い時間見てもらえるみたい。

ドラッグストアでは、

  • オムツ
  • ぬり絵
  • 色えんぴつ
  • 子どもの好きなおやつ

など。

入院生活後半は、とにかく子どものストレス発散を優先して買い物をした。

24時間ひと部屋でぐずられると、かなりしんどいので。

じーちゃんや長女にうつると困るので、面会や交代も出来るだけしなかったのでなおさら濃密極まる空気。

後方支援があるとかなり節約できる

細々としたものをコンビニで買うと、最終的には結構な金額。

自分の食事もコンビニで買えるものだけだし、次女がなかなか食欲が戻らずプリンやゼリーなど食べられそうなものを買い足したり。

 

1番お金がかかったのはテレビ。

プリペイドカードに入金して使うのだけど、1時間50円。

子どもが寝ている間は消しておくにしても、かなり使った。

 

自宅が近くて、交代できる家族もいたりすればかなり節約できる。

 

退院後にきた請求書の金額は2万に届かないくらい、

そのうちのほとんどは食事代。

本当に助かった。

 

院内で使う雑費の方がはるかに痛手だった。

 

 

入院生活が始まって2,3日経つと、どうも自分の見込みとは違っていることに気づいてきました。

次女の症状の経過が思ったより良くなっていかない。

この後長女が発症し、仕事にも戻れずさらに生活の行く先が混沌としてくる。

 

次は退院までのてんまつを書きます。

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この記事の著者

やさぐれ仏師

やさぐれ仏師

仕事→整体師
家庭→双子の母
趣味→始めたばかりの仏像彫刻、読書、

めんどくさがりの性格を活かし(?)、仕事、育児、家事、趣味、全てにおいて効率を追い求める整体師です。
色々な場面で試行錯誤してきた効率up法を、思い出すままに綴ります。
現在、双子育児を心身ともに軽やかに乗り切るため、様々な勉強・体験を通し、目下ふにゃふにゃの柔らかな身体を目指しております。

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