
今や女性の4人に1人が外反母趾、大人だけでなく子どもの足のトラブルが増加してると言われてますね(>_<)
私は子どもの頃から、気がついた時には外反母趾でした。
大人になってからの体調不良や、体型の悩みをずっと考えてきて、”体は足からできる”と思うようになりました。
足は、一生の健康を左右する
理科室や整体のお店などで、人体の骨格標本を見たことありますね。
指先や足を持って揺らしてみると、体全体が連動して動きます。
整体を受けたことがある方は、「どこも繋がってますからね〜」と言われたことがあるのではないでしょうか。
肩コリがつらいので肩をほぐして欲しいと言ったのに、腰やら足まで触られた(怒)という話もききますね。
骨も筋肉も、独立しているのではなく影響し合って、協力し合って体を作っています。
食事をするにもトイレで用を足すにも、まず足から動き始めます。
その足が全体重を支えて体を運ぶ時、骨格がしっかり出来上がっている足と、未発達で疲れやすい・傷みやすい足であるのと、ちょっと想像してみただけでも違いが大きく出るだろうことがわかります。
しかもそれが毎日毎日一生続き、骨格標本のように連動して膝や腰、首まで響いていきます。
今悩んでいる頭痛は足から影響がきている、ということも…
足の成長次第で、子どもの一生の健康が決まるような気がします。
私のように、体調不良や体調不良からくる気持ちの暗い時間を、できるだけ少ない人生にしてあげたい。
赤ちゃんの足には骨がない⁈
生後間もない赤ちゃんは足の骨が少なく、軟骨の部分が多いのです。
成長にしたがって骨に変わっていくそうです。
軟骨が骨になり、小さな骨が大きくなり、骨と骨がかみ合うのが4歳から13歳の頃。
完全に終了するのに18歳までかかるのだとか。
いい足とは
では、どういう足に成長することが望ましいのでしょうか。
よく聞くのが、”アーチ”。
いわゆる”土踏まず”ですね。
体重を支えて足の底の筋肉や神経を保護し、衝撃をやわらげてバネの働きで前への推進力を発揮する。
足で最も重要な働きをしているといいます。
アーチは縦に2つ、横に1つの3次元の構造でできており、このバランスがくずれると外反母趾などの不調がでてきます。
赤ちゃんの時からアーチはあるのですが、バネの働きがしっかりと形成されるのは3,4歳頃から。
6,7歳になると大人に近いアーチになるのですが、この時期に骨と骨をつないでいるじん帯を鍛えることで強いアーチに成長することができます。
子どもの足の成長のためにできること
アーチを形成しているじん帯を鍛えるためには、足を使ってよく動くこと。
よく使ってよく休める。
家の中での遊びも、テレビや本ばかりでなく足を使っているか再確認してみましょう。
外で遊ぶ機会を増やせるように工夫したり、その時には靴が足にあっているかこまめにチェックすることも大切ですね。
次回以降は、足のトラブルの内容や子どもの靴についてお話ししていきたいと思います^_^
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