我が子を読書好きにして、本をたくさん読ませる方法 フリーライター トモミ・デラックスの場合

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ライターとして活動すると同時に、文章と語彙力の講座も開いたりしているトモミ・デラックスです。

ミナサマ、ごきげんよう。

 

お子さん向けの講座を開くとお母様方によく尋ねられるのが

 

「やっぱり先生(いっちょ前にこんな風に読んでいただいたりしてオリマス)のお子さんはたくさん本を読まれるんですか」

「子どもに本を読ませたいと思ったら、自分もたくさん読書をしないといけませんか」

 

この二つ。

 

ああ、もう一つ。

 

「読書好きの子どもに育てるためには、読み聞かせもたくさんなさったんでしょうねぇ」

 

さて、ワタクシの返答は如何に。

目次

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ウチの子どもは「そこそこ」本を読む子

ウチの子がたくさん本を読む子かどうかと問われれば、

まぁ、そこそこ読む方だと思います。

 

よく小学校で「今年○冊以上本を読んだ人」が図書室前に張り出されたりするようですが、ウチの子たちは上位常連だったようです。なんか、賞状みたいなものをもらってきてた気がします。

まぁ、ウチの子よりももっと読んでいる子も何人もいたようなのでウチのは「そこそこ読む方」です。

 

ではそのために、ワタシが母として、ライターとして何をしたかと言うと、

 

何もしてオリマセン

 

なのデスよ。

 

確かに、上の子のトキは「ワタシが読んで欲しいと思う本」を買い与え「読め!」と言ってたコトもあります。

上の子は、7歳くらいまでは「わあっ、ウチの子天才!」と思う子だったので(ありがち)、その年頃の子にオススメとされる本よりも少し年長向けの難しい本を買ったりもしました。

 

しました。が、コレがぜんっぜん読んでくれないワケですよ。

小学校に入学してから3年生くらいまでは、我が家で毎週買っていた週刊少年漫画雑誌は読みあさるのに、ワタシが買った本だけは読まない。

漫画コミックは買ってくれというのに、良い子のための物語には見向きもしない。

 

↓最近、ワタシが読んだ本

有働サン、やっぱり好き♡

子どもに本を読ませるためにイライラした母が取った行動

イライラしますよね。腹も立つ。

全国の善良なお母様方には解っていただけるでしょう。

もう「読めや!」「読みたくねー」の応酬ですよ←口悪い我が家

 

で結局、ワタシがどうしたかと言うと、

「もう何もしない」

です。

 

だって、よくよく考えたら

親が子どもに読ませたい本と子どもが読みたい本は、必ずしも一致しないのデスモノ。

というか、一致しないのが当たり前。

 

夏休み読書感想文の課題図書に、子どもが読みたい本が少ないのと一緒デス←極論

 

そしたら。

気づいたらいつの間にか、勝手に本を読んでました。

相変わらず、母が「読めや」と与えた本は手つかずでしたが(悔しい)

 

一時期は、我が家で年間読書量が一番多かったんじゃないかなぁ。

 

上の子がそんなだったので、下の子には、最初から「読んで欲しい本」を買い与えることはしませんでした。

下の子は、親から読書を強要されることもなく、のびのび(?)と家にある本で読めそうなものや学校の図書室から借りてきた本を勝手に読んでたみたいデス。

たまに、学校で読んでて歯抜けになってるシリーズ本の途中巻を買ってくれと言われて買ったりしてました。ので、我が家には、歯抜けになってる魔女っ子の本とか時を超える姉弟のシリーズが歯抜けであります(笑)

 

↓我が家の歯抜けシリーズ

夏休みの読書感想文用としてもオススメ

幼少期のトモミ・デラックスの読書環境

翻って、ライターで読書感想文教室の先生でもあるワタクシの幼少期はどうだったかと言うと、

「たいそうな」読書家少女でゴザイマシタ。

小学生~高校生までは年間読書量は数百冊に及んでいたかと思います。

特に、小学生のときは一日に数冊読んでいた記憶があります。

 

では、ワタシの両親も読書家だったかというと、むしろ本を読まない人たちでした。

 

ワタシの記憶にある限り、我が家にある大人用の活字といえば新聞だけ。

それ以外と言えば、年に数冊、雑誌が転がっている程度で、それすら「転がっているだけ」。

 

本当に、小説一冊ない家でした。

 

そんな親でしたから、年に数百冊も本を読むムスメへの理解はとても低かったなぁ。

夢中になって本を読んでいると

「本を読んでいたら息も返事もしない」からと読書禁止を申し渡されたコトもあるほどでした。

 

もちろん、ふんだんに本を買い与えられることもなく、ワタシはもっぱら学校の図書室の本を読みあさっていました。

ワタシが通っていた小学校は新設校だったせいか、図書室が充実していたのですが、それだけ読んでいるとだんだんと読む本がなくなってしまい、気に入った本は何回も何回も読んでました。

嗚呼、供給が足りない! と思いながら……だったかどうかは覚えていませんけど(笑)

 

なぜワタシが本を読む子になったかは未だに謎ですが、

「親が本を読まなければ子どもも読まない」は必ずしも正解ではないというコトだけは確かです。

 

↓ワタシが子どもの頃に好きだった絵本で、ウチの子もハマった唯一のヤツ

幼少期の読み聞かせは読書好きを育てるか

コレについては「わからない」と言うしかアリマセン。

なぜなら、ワタシは我が子に読み聞かせをしたことがほとんどないからデス(^0^;)

 

毎日、何冊も読み聞かせて天才脳を鍛える的な教育法や読み聞かせで情操教育みたいなオハナシは聞いたことがありますが、

「でも~、読み聞かせてる時間に晩ご飯の準備したり、散らかった部屋を片付けたり、一息ついたりできるし~」

と自分優先な母だったコトは否定致しません。えへ。

 

↓そういえば、上の子が生まれた頃にワタシが読みふけっていた綾辻行人の館シリーズ。母乳の味に影響したカシラ(^0^;)

読み聞かせの代わりにワタシがやったコト

「子どもに読み聞かせたいお話」の読み聞かせはしませんでしたが、まだ子どもが文字を読めない頃に時々やっていたのが「絵本に勝手に物語りをあてる」コト。

 

子どもが「読んで~」と比較的文字数の多い絵本を持ってきたトキに「めんどくさい」と思ったのがきっかけで、適当に話をあてたのがきっかけだったような記憶があります。

てゆーか、子どもってば、「読んで~」って言ってくるくせに、ちょっと長いお話だったりすると途中で飽きちゃいませんか?

いよいよクライマックス、お話のキモってところで、急に興味を失って別のコトはじめちゃったりしません?

「最後まで聞けよ」と母のイライラが募ったりしませんか?

 

えっ、ウチだけですか?(やべぇ)

 

勝手に話をあてる方式はそんなトキにも便利で、「飽きてきてるな~」と思ったら、物語途中でも強引にシメるコトができたりするワケですよ。

コレで、親も子も「物語を最後まで読んだ」とか「完結した」という達成感を味わえる……かどうかはわかりませんが、母のイライラは募らないという利点が!

 

そのうち、子どもが「ご本、読んで」ではなく「聞いて」と持ってくるようになるので、ソレはソレで忙しいトキには面倒なのですが。

まぁ、コレは手を動かしながら「へぇ~、で次は?」なんて適当に相づちを打つことで対応できたりもしますのデスよ。

 

↓ムスコにせがまれてそろえたのに、結局ワタシしか読了してないハリーポッターシリーズ。

(家族は映画で満足)

まとめ

つらつらと我が家の阿呆な読書事情を垂れ流したダケのような気がしますが。

気がするので、まとめてみます。

 

1.ライターで文章教室を開いている家の子どもは読書家なのか

→そこそこ読む子に育っている

家に本がたくさんある(漫画コミックの方が多いけど)ので、「読みたい」と思ったら手を伸ばせる環境にあるのは確かだけれど、家にあるものを読みたがるとは限らない。

 

2.読書家の子どもを育てるためには親も読書家であるべきか

→そうでもない

ワタシ自身が、本を読まない親に育てられ、むしろ「読み過ぎだ」と怒られて育ったから。

 

3.読み聞かせは必要か

→わからない(こんな返答で申し訳ないデス)

我が家では「ノーマル」な読み聞かせはほとんどしていないからわからない。

ただ、絵本に勝手に物語をあてる遊びはちょっと流行った。

 

結論

親が「読ませたい」と思う本と子どもが「読みたい」本は違うので、強要しても読む子は育たない。

むしろ、放っておけば、興味のある子は勝手に読書する子に育ちます。

 

というカンジでしょうか。

ちなみにウチのオットもほとんど本を読まない人でしたが、中年にさしかかった10年ほど前に突然、読書に開眼。今ではワタシがウチで一番、本を読まない人デス(..;)

 

↓小説とかあんまり読まなくなったけど、たまにヘンにやる気を出してこんな本を手にしてみたりする。

達成する人の法則(著者:原田隆史)

時間投資思考(著者:ロリー・バーデン)

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この記事の著者

トモミ・デラックス

トモミ・デラックスフリーランスライター、コトバ屋

日本一乱れた日本語を操るフリーランスライター。
「正しい文章と伝わる文章はイコールではない」
「作文が苦手!は植え付けられた思い込み」
をモットーに、文章講座も開いています。
プライベートでは一男一女の母でぐうたらな同居嫁。

もちろん、オシゴトの時には正しい日本語を使います!

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