ファイナンシャルプランナーです(*^_^*)というと、よく聞かれる質問があります。
「毎月どれくらい貯蓄すればいいですか?」
さて、私の質問の答えは・・・・
目次
貯蓄する前にすること
なんで、貯蓄しようとおもうのか?
それは、『お金で苦労をしたくない!』
この一言でしょう。
会社員の方なら、お給料日に給料が振り込まれ、一ヶ月でなくなる。
毎月生活できるお金は確保できているから安心(#^.^#)
いや、ちょっとまって!
お金が必要なのは今だけじゃない。
これから長い先、お金が必要になります。
もちろん、臨時な出費もあるでしょう。
その時のために、貯蓄が必要なってくるです。
貯蓄の目的はなんだろう?
なぜ、貯蓄しなくてはいけないか?
それは使う目的があるから。
将来の不安を解消するためだったら、老後の生活費。
車がほしければ、車代。
子どもの教育費もあるし、旅行の場合もある。
家の買うための頭金って事も。
毎月の生活費以外でかかる費用分を貯蓄するわけです。
この目的がわかっていないと、毎月の金額は?のまま。
まずは目的・用途を決めること。
目的が決まると自然と金額決まる。
車だったら・・・
5年後に200万の車を購入したい!と思えば、
5年あるわけだから、年間40万。
月にすると、約34000円。
毎月34000円貯蓄できると5年後には200万です。
すると質問の答えは。「34000円」
子供の大学費用だったら
大学費用は進学先によって、大きく違ってきます。
地元の国立の場合や、県外の私立の場合・・・
金額が全然違います。 私立医科大だったら、4年で4000万です。
実際は、16,17歳にならないとわからないと思いますが、 かわいい子どものために、いくら教育資金として用意するか・・・
0歳の時に、500万と考えたら、
17年で計算すると、年間約278000円
月だと約23000円
質問の答えは「23000円」
老後の資金だったら・・・
65歳から退職後、年金以外に生活費として3000万を用意したいとすれば、
今が35歳であれば、退職まで30年。
30年で3000万だから、年間100万。
月は約84000円
答えは「84000円」
金額が決まれば大丈夫なのか?
車も教育資金も老後の資産もほしい・・・
目的別に貯蓄を考えると、
車 34000円 教育資金 23000円 老後の資産84000円
合計は141000円
が、毎月の貯蓄額です。
これだけ、毎月ずっとできる人はなかなかいないです。
目的がきまって、金額を決めようと思っても、この数字だけみちゃうと嫌になっちゃいますね。
今ある資産も考える
今、貯蓄が300万あって、それを車や教育資金のために使うとなると、
毎月の貯蓄額は減ってきます。
今の預貯金額が多ければ、必要な貯蓄額は減っていくし、
預貯金額が少なければ、貯蓄額は高いままです。
ちなみに・・・総務省の家計調査によると、
2人以上の勤労者世帯での貯蓄平均は1309万。
中央値が761万だそうです。
皆さんの家ではどうでしょう?
投資をすることも考えよう
金額が大きくなると諦めちゃいたくなりますが、
ここはあきらめず、お金に働いてもらうことも考えましょう!
貯蓄だけでは、お金が増えない。
1986年頃は、100万を銀行に預けると、1年後には利息が7万もついてきた時代。しかし、今は300円~500円あれば、良いほうです。
貯蓄していれば、お金は額面的には減ることもないし安心。
だけど、昔とちがって増えることは難しい。
お金に働いてもらことも考える
投資をすれば増えることも減ることもあります。
リスクはありますが、使うまでに時間があるなら、 投資をしてお金を増やすことも1つです。
それによって、元本である毎月の貯蓄額を下げることができます。
貯蓄と投資のバランスは大切
貯蓄が全くないのに、リスクをとって、投資するは問題です。
まずは貯蓄をするところから。
そして、貯蓄ができるようになったら、目的に合わせて投資をしていく。
そのバランスは、性格やライフプラン(目的)、年齢や収入によって違ってきますし、投資の商品も違ってきます。
「貯蓄」と「投資」の最大の違いは、「リスク」があるかないかということ。
大きなリスクをとれば、大きなリターンも期待できます・
結局、毎月の貯蓄額は・・・
よく収入の10%や20%を貯蓄できれば・・・という話も聞きますが、
入口よりも出口が大切。
いつ・何に使うのか?それによってか違ってきます。
老後の平均生活費などよくみますが、
お客様のライフプランを見ていて、平均金額に当てはまった家計は1つもありません。
だって、みんな使い方も考え方もバラバラですから。
貯蓄額が1万でOKな家もあれば、8万必要な家もあります。
私の答えは、
「理想の年間貯蓄額は家によって違う。目的と期間と今の資産を考えて、
自分にあって、貯蓄額を考えてみましょう」
です(*^_^*)
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