
パソコンやスマホ・タブレットってとっても便利!
仕事でもプライベートでもなくてはならない必需品ですよね。
しかも、他の人には知られたくない情報もたくさん入っていたりします。
つい最近、身近な人のパソコンから「トロイの木馬」が検出されました。
そこで今回は、自分の大切なパソコンをコンピュータウイルスから守る方法を改めてリサーチしました。
コンピュータウイルスの話の前に…
まずはウイルス対策ソフトの導入から!
コンピュータウイルスから身を守る方法で一番手っ取り早いのは、ウイルス対策ソフトを導入することです。
私たちがそんなにウイルス対策方法をしらなくても、ソフトがなんとかしてくれちゃいます。
だからなんでもいいからとりあえず「◯◯バスター」とか「◯ートン」とかを入れておけばいいよね!!
という方に限って、自分のパソコンにあっていないソフトを導入してしまって、「ウイルス対策ソフトをインストール後に他のアプリをインストールしたらうまくいかない」とか「パソコンの動作がおそくなった」というお話しを多々聞きます。
しかもウイルス対策ソフトは大体1年単位で購入するので、自分のパソコンにあっていなくても1年は我慢して使わなくてはいけない…なんてことにはなりたくないですよね。
ウイルス対策ソフトの選び方
ウイルス対策ソフト自体は無料のものと有料のものがあります。
必ずしも有料のものがいいとも限らないのですが、以下の理由からどうしても有料のウイルス対策ソフトの方が使い勝手がいい場合があります。
- 自分のパソコンのOSに対応していること(Windows 10, Mac OS X 10.10など)
- ウイルス検出率が高いこと(既存のものもみ発見も含めて)
- 毎日ウイルス対策ソフトのアップデートが行われること(新しいウイルスに対応するため)
- スパイウェア対策・フィッシング対策など他の対策機能も付いていること(できれば)
Windows & Macにオススメ!快適なウイルス対策ソフト「ESET」
私が実際に使ってみて、一番使い勝手がよかったウイルス対策ソフトがESET(いーせっと)です。
ESETはWindows用とMac用が用意されています。
オススメ理由はいろいろありますが、一番はパソコン自体や他のアプリケーションの邪魔にならないということです。
例を挙げると、
- パソコンのウイルススキャン中も、パソコンへの負担が少ないので気にせず作業を続けられる
- 他のソフトウェアをインストールしたときや、パソコンのいろいろな設定を変更するときに、ウイルスソフトのなんらかの設定が邪魔してエラーが出ることがほとんどない
ウイルスソフトに感じるストレスがほとんどないので、快適なパソコンライフが送れます♪
ウイルススキャン中に見つかるウイルス
自分で増えていくウイルス「ワーム」
ワームはインターネットに接続しているとき、USBをパソコンに差し込んだとき、メールを受信・添付ファイルを開いたときなどに感染する可能性のあるウイルスです。
ワームは他のファイルやプログラムにくっついている必要がなく、単独で増えていきます。
他のウイルスと違って寄生する必要がないので、とーっても感染力が強いです。
ワームに感染している状態だと、自分でも気づかないうちにメールで相手にウイルスを送ってしまったり、USBにウイルスを移してしまったりします。
具体的な被害の内容は、自分の知らないうちに大量のメールを送るなど意図しない動作をしたり、お金に関わる情報(クレジットカード・銀行口座など)を盗んだり、他のウイルスを勝手にダウンロードさせたりということがあります。
外見でだましてくる?「トロイの木馬」
トロイの木馬は、おもしろいゲームや便利なソフトウェアを装っています。
良いソフトウェアのふりをしていますが、実際は裏で破壊活動や情報漏洩が行われています。
外見はあくまで普通のソフトウェアなので、なかなかトロイの木馬に感染していると気づきません。
トロイの木馬は単独で動きますが、ワームのように自己増殖はしません。
そんなわけで、トロイの木馬の感染源は自分がダウンロードしてインストールしたソフトウェアが原因であることが多いです。(もちろん、勝手にダウンロード・インストールされる場合もあります)
ワームとは違い、自分でソフトウェアをダウンロードしてインストールするわけなので、気をつけていればある程度は予防できるウイルスです。
開発元の信頼できないソフトウェアはダウンロードをしないようにしましょう。
トロイの木馬の語源は、ギリシャ神話のトロイア戦争に出てくる「トロイアの木馬」です。
トロイの木馬は、名前の通り木製で、中に何人もの人が隠れられるように作られていたそうです。
木馬は女神アテナへの捧げ物で、これを捧げると戦争に勝てると言われたトロイア人たちが自らの城へ”城門を壊して”木馬を招き入れます。(木馬が巨大なため)
そしてみんなが寝静まった頃、木馬から敵が出てきて攻撃され、トロイアは滅亡します。
自分のパソコンを守るために、ソフトをダウンロード・インストールするときは開発元・ソフトウェアの評判をきちんと調べましょう。
あれ?コンピュータウイルスに感染したかな?と思ったら…
まずはインターネット接続を切ること!
コンピュータウイルスに感染すると、コンピュータウイルスはさらにウイルスを感染させようとしてきたり、あなたのパソコンに別のウイルスを入れようとしてきます。
または、あなたのパソコンの情報をインターネットを通じて流出させようとしてきたりもします。
それを防ぐためには、まずインターネットの接続を切ることから始めましょう。
有線の場合はLANケーブルを外し、無線の場合は無線のスイッチを切りましょう。
ウイルス対策ソフトでパソコンをスキャン(検査)する
ウイルス対策ソフトを起動して、パソコンのスキャン(検査)を行ってください。
もし、この時点でウイルス対策ソフトを入れていない場合は、今からでも遅くないので家電量販店などでウイルス対策ソフトを購入して、インストールしてください。
ここでウイルスが検知されて、駆除されればとりあえずはOKですが、未知のウイルスに感染している可能性がまだ残っているので、しばらく挙動を見守ってくださいね。
インターネットに接続し、ウイルス対策ソフトをアップデートして、定期的にパソコンをスキャンしてください。
それでも挙動がおかしい!未知のウイルスかも?
ウイルススキャンをしてもパソコンの動作がおかしい場合は、未知のウイルスである可能性があります。
その場合は、IPA(情報処理推進機構)に届け出をしましょう。
IPAでは情報セキュリティに関するいろいろな情報を提供してくれています。
届け出なく相談することもできます。
被害が拡大を防ぎましょう!
今日からできるコンピュータウイルス対策
ウイルス対策ソフトは常に最新版にすること!
毎日新しいウイルスが出回っています。
新しいウイルスが出てきて、それの対策するためにウイルスの情報と駆除方法をウイルス対策ソフトに追加して、また新しいウイルスが出てきて…という感じで、ずっといたちごっこが続いています。
少なくとも既存のウイルスたけでも確実に検知・駆除ができるよう、ウイルス対策ソフトは毎日アップデートしましょう。
インターネット上のソフトを極力ダウンロードしない
トロイの木馬対策にも、有効な手段です。
どれが怪しいソフトウェアかわからないので、開発元をよく知らない場合はダウンロードをやめましょう。
開発元がわかっていても、そのソフトウェアに関してウイルスの報告が上がっている場合はダウンロードを見送りましょう。
USBメモリをいろんな人と共有しない
私が大学生の頃、一番多かったのがUSBからのウイルス感染です。
みんなで課題のファイルを編集するときに、USBを通してファイルのやり取りをしていました。
いろんなパソコンに繋ぐので感染が急速に広まりやすいです。
それでもUSBメモリを挿すときは、USBメモリのウイルスチェックをしましょう。
メールの添付ファイルもウイルスチェック!
メールを受信するソフトウェアで、あらかじめ添付ファイルのウイルスチェックをできる場合があります。
まずは自分のメールソフトの機能をチェックしてみてください。
快適なパソコンライフをおくるために
一人でウイルス対策をしていても、家族や同僚、お友達のパソコンからあなたの情報が漏れることもあります。
まずは自分がコンピュータウイルスの対策について知ることで、周りの人のことも守ってあげられます。
第一歩は自分のパソコンのウイルスチェックから!
コンピュータウイルスに悩まされない、快適なパソコンライフを目指しましょう♪
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